フランスの女性達は、優雅な食事の仕方をよく知っています。アメリカでは、バタバタ忙しい中、食べ物を短時間で食べたりすることが多い中、その余裕はどこから来るのでしょうか? そしてチーズやチョコレートが大好きなフランス人なのに、そんなに太った人もいない。それがなぜなのか? フランス事情に詳しいアメリカ人が見た、彼女達の食生活のコツをお教えしましょう。
①食事の時間はマルチタスクの時間ではありません。フランスでは食事は、一人でするものでもないし、自分の欲求や飢餓を満たすだけのものではありません。フランスでは食事の時間は社交。友達や家族と楽しく、味わって食べることを大切にしています。クロワッサンを頬張りながら会社に歩くフランス人なんてほとんど見かけないし、食べながらコンピューター作業したり、携帯を見ながら朝食を食べるという人はほとんどいないのです。フランスではランチの時間に、同業者同士で一緒に食事を食べながら、アイデアを交換することはありますが、コンピューターを持ち込んで仕事がメインになることはないのです。あくまでも主役は食事。食事をありがたくいただき、幸せを分かち合えば、体の喜び方も違うのかもしれないですね。
②フランス人はおやつを食べない? フランスでは朝食、ランチ、夕食をしっかり食べて、食事を抜いたりすることがほとんどないので、おやつを食べる必要をあまり感じないといいます。車で食べたり、テレビを見ながら食べるということが少ないフランス人。ポテトチップを袋から食べるなんてもってのほか。大抵、お皿に綺麗に飾って食べたりするので。ポーションコントロールが上手なのかもしれないですね。
③フランス人は、デザートを食べるときは、チョコレートなどリッチなものを少しだけ食べます。例えば、クオリティの良いチーズを少し、クオリティの良いスイーツを少しといったように食べると、お腹が満足しやすいというのです。フランス人女性達は、無理に我慢するということもしませんが、上質なものを少しだけ、美しく飾って、感謝して食べることによって、知らないうちに、アメリカ人のようなドカ食いをしていないのかもしれません。
なんだかすぐにでも真似できそうなフランス人女性たちの食生活のコツ。美味しいものを少しだけ味わって食べたら、知らないうちにダイエットができているかもしれませんよ。
参考:https://byrdie.com
Writer: 内田佐知子