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マクア・ビーチで不発弾捜索予定

米陸軍はマクア・ビーチ沖で残留弾薬の捜索を開始する計画を発表した。 陸軍当局は州に該当エリアの立ち入りと捜索の許可を求め、認められれば7月前半から捜索を開始し3か月程度で終了する見込み。 地元ダイバーが昨年の6月に、岸から20ヤード程度の海中で不発弾を発見し、今回の捜索活動が計画された。

陸軍は1990年に行った潜水調査を含め数回に渡りビーチエリアで残留弾薬の捜索を行ってきた。 軍は1920年から1990年まで、マクア・ヴァレーを含む山中から海岸線まで約900エーカーの範囲でトレーニングを実施。ヨコハマ・ベイとマクア・ビーチでは海岸上陸の模擬演習、マクア・ヴァレーから現在の空軍衛星追跡基地のエリアでは実弾を利用した演習が行われた。 マクア・ヴァレーで最後に実弾演習が実施されたのは2004年。マクア・ミリタリー・リザベーションで草刈り機が不発弾に当たり、造園士として働いていた2人の市民が負傷する事件もあった。