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2019年に総合交通管理センター開設予定

ホノルル市が16日、総合交通管理センターの構想を発表した。 このセンターは市と州の交通輸送局が、お互いの交通管理と対応機能を同じ施設に集約させるセンターであり、アラパイ・ストリートとキング・ストリートの角に建設される3階建ての建物を建設予定だという。さらに同施設にはオアフ島の公共安全派遣センターも含まれる。 「この1つのビルに、連邦政府、州、市の施設が集まります。各々の管轄する交通が消防、警察、緊急医療サービス、水上安全と連携して機能します」と、カーク・コルドウェル市長。 市当局は管理センターの運営に必要な技術データは膨大になるだろうと話している。市の交通サービス課副ディレクターのジョン・ノウチ氏によれば、19マイルの電線、5マイルの光ファイバーケーブル、100マイル以上のデータ・ネットワーキング・ケーブルを管理する必要があるという。 「まだ全米のどこにも警察、消防、交通管理が同じオぺーレーションフロアに集まる例はありません。このビルは初の試みとして非常に重要です」と、ノウチ氏。 総合交通管理センターの設営予算はおよそ5360万ドルと見積もられており、うち連邦政府が3780万ドルを負担する。市当局は、ビルは今年の秋に完成予定だが、センターの運営が開始されるまでにはもう1年半の期間が必要となる見込みだと述べた。