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ワイキキのトライアスロン大会 殉死した消防士に因んで改名

職務中に命を落とした消防士の死から1年が経ち、彼を称えてトライアスロン大会の名前が改名される事となった。 消防士を21年間務めたベテランで火災救助隊長のクリフ・リグスビー氏は2016年6月14日ダイアモンドヘッドで行われた悪天候時の救助トレーニングで負傷した。ホノルル消防局のチーフ、マニュエル・ネヴェス氏によると、リグスビー氏はジェットスキーに運転担当の隊員と一緒に乗り込んでいた。運転担当の隊員が気付いた時にはリグスビー氏は海中で意識を無くしていたという。近くにいた非番の消防士が2人の隊員を救助し岸まで運んだが、2日後の16日、リグスビー氏は死亡。同氏は熱心なトライアスロン競技者でコーチも務めていた。「クリフは本当にたくさんの人と関わりがありました。彼は優れたアスリートで、競争力があり負けず嫌い。スポーツを愛し何年間もボランティアに参加し、数千人のためにコーチを務めていました。彼の死は私達にとって大変悲しい出来事でした」と、元プロトライアスロン競技者のデビー・ホーンズビー氏は述べた。リグスビー氏の生涯を称え、毎年ワイキキで開催される『ティンマン・トライアスロン大会』が『クリフ・リグスビー・ティンマン・トライアスロン大会』に改名される。 さらにリグスビー氏の家族や友人は、オペレーション・レッド・ウィング・メダルオブオナー・パークに、同氏を称える水飲み場を設置した。 クリフ・リグスビー・ティンマン・トライアスロン大会は、7月23日に開催予定。ワイキキのクイーンズ・ビーチを出発し水泳、自転車、ランニングを競うイベントで、約800名の参加が見込まれている。