アメリカでは65歳からメディケアに加入してシニアの医療保険を得ることできますが、65歳前に退職したらどうなるかご存知ですか?
その場合は、通常個人で健康保険に加入することになります。
今まで勤めていた会社からCOBRAが提供されれば、自己負担で保険料を支払い、18ヵ月持つことができます。以前は健康状態の良くない方は加入が困難な時期もありましたが、オバマケアになってからはどんな方でも加入できるようになりました。
退職により、今までのグループ保険を失った方はスペシャル加入期間を利用して、加入することができますので、手続きを忘れないようにして下さい。
65歳になりますとメディケアの加入資格ができます。
メディケアにはパートAとパートBがあり、これを合わせて、オリジナルメディケアと呼んでいます。
パートA(入院)はアメリカで10年以上働いて、その間に必要な保険料をすでに収めていれば、無料で受け取れます。
抽選で永住権が当たったり、呼び寄せで永住権を取り、働いたことのない方は毎月$400以上を支払わなくてはなりません。
パートB(メディカル)の毎月の保険料は収入により異なり、加入時期にもよりますが、一般には$121.80です。
オリジナルメディケアはシニアの健康保険の基本ですが、これだけでは十分でないので、他のプランとの組み合わせが必要となります。プラン内容は、変更することがあるので、毎年見直しをおすすめします。
会社から退職者向け健康保険を提供されている場合、ほとんどの場合、65歳以降はオリジナルメディケアの加入が必要となりますので、ご確認下さい。加入すべき時に加入をし忘れるとペナルティが発生することがあります。パートBの加入はいつでも加入できるものではありませんので、注意が必要です。
アメリカに住む限り、健康保険なしでは暮らせません。たとえ現在元気で暮らしていても、突然、癌と診断されたり、手術をしたり、救急車のお世話になったり、いつ何が起きるかわかりませんので、保険は必ず加入しておきましょう。
横江和子親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。 シニア医療保険スペシャリスト 問合せ先:[email protected] |