ハワイアン・ヒューメイン・ソサエティに隣接するドッグパークが、ファシリティのアップグレード工事のため4月15日から閉鎖される。リノベーションには、動物を収容する施設の増設や、新しいアドミッションセンターの設置、アダプション施設、動物病院の拡大などが含まれている。
このドッグパークは、マックルナーニー・ファンデーションからの助成金によって、1999年に設立された。以来何年もの間、広いフィールドと小さな池があるこの公園は、ホノルルで犬を飼う人たちにとって、人気の場所だった。
「ヒューメイン・ソサエティの公園は、州やカウンティが提供したものではありません。これは私的に運営されており、寛大な寄贈者によって完全にサポートされています。寄贈者らのおかげで、景観や水道施設、ベンチ、照明、フェンスなどを管理することができました。15年以上に渡り、この公園はヒューメイン・ソサエティから地域住民への贈りものでした」と、ヒューメイン・ソサエティはウェブサイト上で発表している。
公園の常連らは、一時閉鎖の知らせに驚いたが、この「ギフト」をヒューメイン・ソサエティが元に戻す必要があることを理解している。
ユニバーシティ・アベニュー在住のイオセファ・マシタロさん(31)は、より良いサービスとケアを提供するためのヒューメイン・ソサエティのプライオリティをサポートすると述べている。同施設には、年間推定26,000匹の動物がやってくる。しかし、家の近くのドッグパークを失うことにはがっかりしている。マシタロさんの2匹の犬にとって、この公園は安全で楽しいものだった。
「ここは素晴らしい施設です。閉鎖を見るのは残念です」とマシタロさん。マシタロさんは、チワワ・プマとチワワ・テリアの2匹を、週に最低1回この公園に連れてくるという。今後は、少し遠くのアラワイ・ドッグパークまで行かなければならない。
アイナ・ハイナ在住のキャリン・アーニーさん(31)は、オーストラリアン・キャトル・ハウンドとラブラトールレトリバーのミックス種のやんちゃな「サチ」を、この2年間週に1度か2度連れてきていた。
マシタロさん同様、アーニーさんもヒューメイン・ソサエティの決断を理解していると述べた。「他の公園を見つけなければいけないだけです」
オアフ島には市が運営するドッグパークが5か所ある。
・アラワイ・ドッグパーク:2015 Kapiolani Blvd.
・バーク・パーク:Diamond Head Road and 18th Avenue
・ハワイ・カイ・ドッグパーク:220 Keahole St.
・モアナルア・ドッグパーク:2900 Moanalua Road
・ミリラニ・ドッグパーク:95-1069 Ukuwai St.