ハワイ島キラウエア火山の山頂付近で、2月9日月曜朝、震度4.3の弱い地震が観測された。
午前8時16分に発生したこの地震の震源地は地底8マイル・山頂から西南西に約5マイルの地点だった。
この地震による津波は発生していないと太平洋津波警報センターは伝えている。
また、地震による被害は報告されていない。
アメリカ地質学調査のウェブサイト「Did You Feel It?」では、地震発生から2時間以内に80件以上の報告を受けた。地震は島全域で感知されたが、そのほとんどはヴォルケーノとヒロの地域だった。
同日午前10時までに、ハワイアン火山観測所では5回の弱い地震を観測したが、最も大きい余震で震度1だった。
月曜の地震は、マウナ・ロアとキラウエアの間の境目となっている断層によるものか、ハワイ島が作られたときの地殻の上の断層が再活動したものである可能性が高いとハワイアン火山観測所の地質学者は述べている。
尚、キラウエアの噴火に関しては、地震による変化は観測されていないと地質学者は付け加えた。