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ハワイ州がエナジードリンク会社を告訴

Bynikkansan

1月 31, 2015

誤解を招き事実に基づいていないという理由で、「5アワーエナジードリンク」の製造会社と卸売業者を訴えている3州に、ハワイ州も加わった。

ハワイ州消費者保護局は、1月29日木曜日、ミシガン拠点のリビング・エッセンシャル社とその親会社イノベーション・ベンチャーズ社を相手取り、州裁判所に告訴した。

州は、両社が5アワーエナジードリンクの広告で、不正に人を誤解させるような行為を行ったことと、取引慣行法違反として、裁判所に訴え、不正行為の停止と各違反に対して1万ドルの罰金を求めている。

また、現在までの違反から利益を譲り渡すことと、被害を受けたハワイの消費者に賠償金を支払うことを求めている。

オレゴン州とワシントン州、ヴァーモント州が、昨年夏に同様の訴訟を提出していた。

ハワイの訴訟では、「5エナジーオリジナル」と「エクストラ・ストレングス」に含まれるビタミンと栄養素が、消費者の体の機能を高めるという広告に偽りがあることを指摘している。両飲料に含まれていて効果があるのはカフェインだけだからである。

また、「ディカフェ5アワーエナジー」も、広告にあるようなエネルギーや注意力、集中力の上昇をもたらさないと主張している。この製品は、カフェインを含んでいるが、ほとんどの消費者に肉体的な効果をもたらすのに十分な量は含まれていないためである。

同社は臨床学的見地から、5アワーエナジーの消費者の24パーセントが「クラッシュ」を経験すると表示しているが、これは誤りであるとハワイ州は主張している。

また、同社の製品に含まれるカフェインの量は、コーヒーやその他の製品よりも多く、実証されていない。使用されている製品に関する医師の調査も、根拠がないとハワイ州は訴えている。