地元団体「コンティニューム・オブ・ケア」が、1月26日月曜日、ハワイ州全土で救急シェルターやトランジショナル・ハウジング・プログラム、シェルターに収容されずに路上で生活している人の人数を数え、毎年行っている調査を開始した。この調査では、「1月25日にどこで寝ましたか?」という質問がされる。調査は30日金曜日まで行われる。
ハワイ州のホームレス・コーディネーター、コリン・キップン氏は、ホームレスの数を数えることは重要だと述べている。この調査結果は、全米住宅・都市開発省が行う2015年度のホームレス推定人数の基本となるからである。どれくらいの資金が州内のホームレスピログラムとサービスに提供されるか、この結果が大きな要因となる。
昨年の「ステイトワイド・ホームレス・ポイント・イン・タイム・カウント」の統計によると、ハワイではどの夜も、多くて6,918人のホームレスがいる。そのうちの3,135人・45パーセントが、路上や歩道、ビーチ、駐車場、不法侵入した建物内などで寝ている。
住宅都市開発省が提供する18億ドルの助成金のうち、ハワイ州の45軒のホームレス住宅とサービスプログラムが11,62万ドルを獲得したことが先日伝えられた。これは、この調査が一部基本になっている。
「夜寝るための安全な場所は、生活に基本的に必要なことです。それを無しで生きるべきではありません。この助成金はハワイ州や地元の非営利団体の助けとなるでしょう。ホームレスやホームレスの家族を助けることは、彼らが自分たちの足で立ち上がり、住居を見つける助けになると、こうした団体はよくわかっています」とブライアン・シャッツ上院議員は述べている。
ハワイが今回獲得したこの新しい助成金は、昨年よりも10万ドル多いとキップン氏は述べた。
「これは良いニュースです。連邦政府の経済状態にもかかわらず、助成金がわずかに増加したのですから」地元機関は、以前より増額したホームレスプログラムへの助成金を得ること数週間以内にできるだろうとキップン氏は付け加えた。
今回の調査結果は春に発表されることが予定されている。