交通安全団体の年間レポートによると、ハワイ州は2年連続でハイウェイ交通安全法における上位10州に入っていることがわかった。
ワシントン拠点の「ハイウェイ・アンド・オート・セーフティ」が、1月22日木曜日、第12回州ハイウェイ交通安全法ロードマップを発表した。これは、議会が交通安全法の「法の穴」を閉じることを主眼といている。
「すべての州とコロンビア特別区は、重要なハイウェイ安全法を失っており、現在の法律との間に危険なギャップがあります」と団体の代表、ジャクリーン・ジランさんは述べている。
ベストとワースト州は、各州の交通安全法の数に基づいてランキングされている。車に乗っている人を事故や死から守る上で、最善とみなされる法について検討されている。レポートは団体が重要だと考えている15の交通安全法に注目している。この中には、前・後部座席でのシートベルトの着用義務や、飲酒運転で有罪となったドライバーへのイグニッション・インターロック装置、すべての自動二輪車の運転車へのヘルメット着用義務、10代への累進運転免許制度(Graduated Driver License System )などが含まれている。
ハワイ州では、成人の自動二輪運転者には、ヘルメットの着用は義務付けられていない。
「緑」に評価された州は最も評価が高く、交通安全団体によって推奨されている15の交通安全法の適用に対して大きな改善がなされたことを示している。緑の評価を受けた州は11から15の交通安全法を適用しており、この中にはシートベルト法も含まれている。
ハワイ州以外でトップ10位に選ばれた州は、カリフォルニア州、デラウエア州、イリノイ州、オレゴン州、インディアナ州、メイン州、ロードアイランド州、ワシントン州、ルイジアナ州で、コロンビア特別区がこれに続いている。
レポートによると、最も評価が低いのが「赤」で、基本的な安全法が欠如しているため、運転に問題があることを示している。低く評価された州は、基本の交通安全法15のうち7以下しか適用されておらず、前・後部座席のシートベルトの着用が義務付けられていない。
ワースト州にランキングされたのは、ノースダコタ州、サウスダコタ州、アリゾナ州、アイオワ州、ミシシッピ州、モンタナ州、ネブラスカ数、ワイオミング州、フロリダ州だった。
ハワイ州はトップ10にランキングされていたにも関わらず、同団体はもっと改善すべきところがあると述べている。
レポートによると、すべての自動二輪運転者へのヘルメットの着用義務と、10代のドライバーへの法が欠けているということである。10代への法律には、ラーナーズパーミットの取得を15歳半から16歳からに上げること、夜間の規制対策、規制のない運転免許の取得年齢を18歳に上げることなどが含まれている。
現在、運転免許の路上試験は16歳にならないと受けることができない。
ヘルメット法に関しては、ハワイ州では17歳以下のみ着用が義務付けられている。ハワイ州ではすべての自動二輪運転者にヘルメットの着用が義務付けられたことが1度あったが、1977年に廃止された。