2015年ハワイで最初に生まれた赤ちゃんは、ホノルルのジョーダン・マニュエルくんだった。ジョーダンくんは、予定日より1か月も早く、新年になった直後に生まれ、家族を驚かせた。
ジョーダンくんは、アイエアに住む母親のアイリーンさん(38)と父親のローウェルさん(38)にとって初めての男の子である。体重は4パウンド6オンス、身長は173/8インチだった。
夫妻は12月31日水曜日に予定されていたアイリーンさんの超音波検診のためにワイケレ・クリニックに出かけた。アイリーンさんの血圧が高かったため、医師はすぐに救急病棟に行く必要があることを告げた。
「彼らは妻を診察し、病院に電話をして“すぐに陣痛が起こって出産になりますよ”と言われました。本当に驚きました。今日出産しなければなりませんと言われたのですから」と夫のローウェルさんは語っている。
カポレイ・メディカルセンターに到着した後、医師は分娩を誘起した。12時間以上待った後、「スタッフがとても盛り上がっていて、“きっと新年最初の赤ちゃんよ。新年最初の赤ちゃんがここで生まれたのは久しぶりよ”と冗談を言っていたんです」
産科医を兼ねていたエンジェル・ウィリー医師は、午後11時56分にアイリーンさんを診察し、準備はできていると判断した。
「なにもかもあっという間でした。一番エキサイティングだったのは、通常よりもたくさんの人が部屋の中にいたことです」とローウェルさん。
出産予定日は2月7日だったため、ジョーダンくんは未熟児だった。産科医と看護婦のチームは、分娩室で待機し、医師と看護婦が分娩を担当したという。
アイリーン・マニュエルさんはカイザー・パーマネンテに務める看護婦で、ローウェル・マニュエルさんはパールハーバー海軍造船所のプロダクション・ショップ・プランナーである。ふたりは高校時代の恋人同士で、14歳と7歳の2人の娘がいる。