バラク・オバマ大統領一家が2週間のバケーションを終えて、1月3日土曜日、ホノルルを発った。
オバマ一家は午後9時30分ごろ空港の滑走路に到着した。娘のサシャさんとマリアさんは、すぐに飛行機に乗り込んだが、大統領とミッシェル夫人は集まった約100人の軍人とその家族らと握手をしたりお喋りをしたりして最後の数分を過ごした。
また、メイジー・ヒロノ上院議員やデイヴィッド・イゲ知事、カーク・コールドウェル市長も挨拶に駆け付けた。
大統領一家は午後9時41分にパールハーバー・ヒッカム基地で大統領専用機に乗り込んだ。
オバマ大統領一家は任期中7回のクリスマス休暇のすべてを、カネオヘ近隣の豪華なビーチサイド・レンタルハウスで過ごした。
今回15日間のクリスマス休暇の中で、最終日は最も忙しかった。まず午前11時から正午までをべロウズ空軍基地のビーチで過ごし、数時間後、オバマ大統領とサシャさん、マリアさんは、パンチボウル国立太平洋記念墓地を訪れた。同地には、大統領の母方の祖父、スタンリー・アーマー・ダンハムさんが埋葬されている。オバマ大統領はホノルルでの子供時代、ダンハムさんと妻のマデリンさんに育てられた。
墓地の後は、マノアに向かう途中で母校プナホウ・スクールを通り過ぎ、姉のマヤ・ソエトロ・ングさんを訪問した。
その後ウィンドワードに戻り、大統領と娘2人はカイルアでパールジャムのシンガー、エディ・ヴェダーとその家族を訪問した。
一行は午後4時53分にカイルアのバケーションハウスに戻り、ラニカイのバズズ・オリジナル・ステーキハウスに向けて午後6時35分ごろ家を出た。ホワイトハウスによると、そこで友人らと夕食を共にし、それからパールハーバー・ヒッカムを発ったとのことである。
アクティブにバケーションを過ごすオバマ大統領は、寒いワシントンからハワイにやってきてさまざまなアウトドア・アクティビティを満喫した。大統領はプナホウ時代の同級生、マイク・ラモスさんやボビー・ティトコムさん、グレッグ・オームさんらと9回もゴルフを楽しんだ。また、一家はべロウズのビーチに5回出かけ、マカプウ・ポイント・ライトハウス・トレイルにも出かけた。新年はハナウマベイでのシュノーケリングで迎えた。
一方、一般向けのイベントは予定されておらず、大統領夫妻はクリスマスに海軍基地を訪問し、軍人とその家族と談笑した。
ワイキキのレストラン、モリモト、アラン・ウォングス、ノブでのディナーの際は、カメラを持った市民がたくさん集まった。