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ホノルル広島県人会総会・新年宴会、開催

広島観光親善大使 左から石橋香乃、明知里奈、福山桃子 の各氏

 

 

広島県人会2017年総会と新年宴会が 12日、「夏の家」で行われた。

総会はウェイン・ミヤオ会長の進行で、えひめ丸慰霊碑の清掃、オハナフェスティバルでのお好み焼きプロジェクト、広島県への留学/奨学生プロジェクトなど2016年の活動と2017年の活動予定が伝えられた。総会後には広島留学での体験について、2人の学生からスライドを使っての発表があった。

新年会には三澤総領事夫妻、ブライアン・タニグチ上院議員らが臨席。ホノルル駅伝を走り終えて駆けつけた三澤総領事は、「昨年、一番印象に残るニュースは広島カープが優勝したことで、今年の希望はカープが日本一になること」と挨拶し、大きな拍手が起こった。功労賞がトーマス・サカモト氏に送られ、会長がお好み焼き返しを形どった盾を手渡した。

 

前列左から総領事夫妻、増川一幸広島観光コンベンションビューロー専務理事、後列、ウェイン・ミヤオ会長

 

90歳以上の会員や酉年生まれの会員の紹介などに続いて、ケン・サエキ氏が80歳を迎えた会員の経歴を紹介し、 表彰状が授与された。 エンターテイメントでは若手会員が広島観光親善大使らとピコ太郎の「ペンパイナッポーアップルペン(PPAP)」の踊りを披露。広島観光コンベンションビューローの増川一幸専務理事から「広島平和記念公園とアリゾナ記念館との姉妹公園という、県人会からの提案について持ち帰りたい」と挨拶があった。広島観光親善大使らは「広島気分」を歌い、また、県人会からのリクエストに応えて2週間練習したという「恋ダンス」を踊って会場をわかせた。

 

80歳表彰、左からキャサリン・キユナ、ロイ・シマモト、スタンレイ・ゴノ、ケン・キムラの各氏

 

和やかに、ときにユーモアたっぷりに進む中、広島にゆかりのある人々およそ160人が楽しい時間を共にし、全員での3本締めでお開きとなった。

今年の広島県人会の活動は、4月1日午前10時からえひめ丸慰霊碑、広島鳥居の清掃、8月7日午前11時から出雲大社での広島追悼平和記念行事、8月13日午前9時30分からアラモアナパークでのピクニックなどが予定されている。

 

(取材・文 袰岩奈々)